こんにちは!佐野です!

本日は「なぜ中学生が勉強なんかをしなければいけないのか!」という全国の勉強嫌いな中学生の質問ナンバー1にお答えしようと思います。
(もちろん高校受験のためなんていう当然の答えもありますが今回は違う角度からお話させていただきます)

先に答えからお話しましょう。
私の答えは
人間が生きていく上で最も大切な思考力を身につけることができるから
です。

もちろん中学校で習う飽和水蒸気量や古典文法など実生活で直接生きる場面が無いような学習内容も存在します。
ではそのような内容が果たして中学生にとって本当に無駄なのか。
いいえ、無駄ではありません。

学ぶべきことは
未知の事柄を自分なりに理解すること(理解する力
難しいことにも諦めずに挑戦しつづけること(ひたむきに努力する力
記憶するという訓練をすること(記憶にとどめる力

これらを総合的に行うことが出来るのが中学校までの義務教育の素晴らしいところだと感じています。

さて、世の中には学力が直接影響しない職業も数多く存在します。
スポーツ選手、クリエイター、俳優…etc
もちろんこのような職業は学力を必要としません。
ただし人間としての思考力は確実に必要とされます。
それぞれの世界で活躍されている方々は必ず自分の芯を持っていてそれに基づいた行動をとっています。
その自分の「」を確立させる手段がそれぞれの世界だったというわけです。
(ただし特殊な世界で戦うには上記の3つの力に加え「運」と「才能」が必要ですがまたそれは別の話ですので今回は割愛いたします)

ここまで読んでいただいた皆様ならお気づきかと思われますが
中学生までで特殊な職業に就こうと思っていない9割以上の学生はまず目の前の義務教育に必死に食らいつくことが深みのある人間になる第一歩です。

そこから世界は開けていくのです。
学習した範囲から興味のある分野の学習を高校、大学と突き詰めていっても良いですし
とりあえずサラリーマンになりたいのであれば社会人として仕事を獲得できるだけの思考力を分野にとらわれずに学習していくでもいいです。

何よりも最低限与えられた平等な課題に必死で取り組めないと自分で自分の選択肢を削ってしまう結果を招いてしまうかもしれません。

次回またお会いいたしましょう。