こんにちは!佐野です!!

本日は世の中の何気ない部分から戦略というものを読み取り、考える力を養いましょう。

普段気にしていないだけで世の中には企業や個人の戦略というものが溢れています。

さて、私が今回ふと何気なく感じたのは鎌倉街道を歩いている時でした。
歩いているとなんだか自動車販売店が多く感じたのです。
コンビニならまだしも国内外の有名自動車販売店が近くに出店しているだなんて少し不思議だなと感じました。

このような何気ない不思議、これこそが思考力の源泉です。
ただ、ここで不思議だなと感じるだけで終わりにしてしまったら意味がありません。
ここからなぜそのようなことになっているのかを考えなければいけません。

ではこの不思議を解決するためには何が必要なのでしょうか。
答えは「秋葉原」にあります。

秋葉原は今ではアニメやゲームなどのイメージが強い方も多いかと思いますが
もともとは有名な電気街です。なぜ秋葉原には電気部品を扱うようなお店が多いのでしょうか。
これは戦後の事情もありますが電子部品などを買おうと思っている消費者が
「秋葉原に行けば必要なものが揃う!!」と考え、秋葉原に出向いてくれるからです。
「激戦区には人が集まる」ということです。

ここで最初の自動車販売のお話に戻ります。
ここまで読んでいただいた皆様ならもうお分かりでしょう。
おそらく私が歩いた道は激戦区とまではいかなくとも自動車販売店がしのぎを削るような地区だったのです。

今考えれば鎌倉街道という「車」が多く通る道ですので集客もバッチリですね。
ドライブ中に大量の自動車販売店が目に留まってくれればいいのです。
店に入ってもらってから勝負すればよいのです。入ってもらうまでは共闘といった形でしょうか。

このように既存の知識と新しい気づきをリンクさせるようなことはとても大切です。
芸術では99%の模倣と1%の斬新さとも言われるくらいです。
他者の考えと自分の考えをうまく組み合わせて創造が出来る人物こそ社会から求められる人材になれるのではないでしょうか?

少し、学校教育とは違う側面からのお話になってしまいましたが本日はこの辺にしておきたいと思います。
それではまたお会いしましょう。