こんにちは。佐野塾です。
チラシを見てこちらのページに辿りついた方もそうでない方もぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

本日のお話は「高校受験が人生において最も大切な分岐点ではないか」というお話です。

さて、皆さんは人生の分岐点とはどこだと思いますか?

一般的には大学受験とか結婚とか就職とか言われていると思います。

人それぞれ様々な意見があると思いますが私個人としては大学受験ではないかと思っています。
理由としては大学受験の結果で就職先の決定に大きな影響を及ぼし、会社関係の知り合いや大学で出会った人によって結婚相手も変わる可能性が高いと考えているからです。
(もちろんここでは大学受験をして就職活動をして就職をするという圧倒的多数のモデルを中心に話を進めていきます。野球選手を目指したりモデル活動をする人はこの話では触れません)
「おいおい、高校受験じゃないのかよ」なんて声も聞こえてきそうですが大前提として大学受験が人生を大きく左右します。
その「大学受験の結果に大きな影響を与えるのが高校選びだ」というところが本日一番伝えたい部分となります。

さて、高校生が進路を決定する上で一番影響されるものとはいったい何でしょうか?
親御さんのアドバイス?特定の大学に対する憧れ?就職の強さ?

いいえ、どれも進路決定の要因となりますが無意識レベルでは今挙げたような事柄では左右されにくいというのが一般的です。

では高校生はどのように進路や志望校を決定するのでしょうか。

答えは「自分の親しい友人であったり、周囲の人の発言や行動」で無意識に決定されます。

人間は自分の周囲の人間と行動を合わせてしまう傾向があり、突拍子もないことはなかなかできないものです。
結果自分の周りが受験勉強を始めれば「自分もやらなきゃ!!」と思うし、友達が誰一人として受験勉強をしなければ「まあ、周りもやってないしそんなもんか。」と思ってしまうものです。

では周囲の友達が大学受験に本気になって取り組むような環境とはどのような環境でしょうか。

ここまでお読みになってくれた皆さんならすぐにわかるでしょう。
そう、高校受験で本気に取り組んでようやく合格できる高校にそのような人たちは多く存在します。

世間ではこの簡単な事実に気がついていない人があまりにも多すぎる。
学歴社会の崩壊?個性をもっと大切に?ゆとりで創造力をもっと豊かに?

私から言わせればそんなことはありえないです。
いつの時代だって企業が欲しがる人材は聡明でクリエイティブな人間です。
一部の天才でなければ0から1を生み出すことはできない。
では聡明な人間は何ができるか。彼らは1を10に変えることができる。
それは知識量があるからです。その知識は学ぶ意欲がなければ身につくことはありえない。

学ぶ意欲はある種、習慣のようなものです。ある日突然湧き上がるものではありません。
では企業は低学歴と高学歴の人間がいればどちらを採用するでしょうか。
もちろん高学歴の人間です。こんなこと誰が考えても当たり前です。

個性だって創造力だって前提の知識がなければ何の役にも立たない。
しっかりとした土台があってこその個性であり、創造力である。

これを読んでくれた皆さんには少しでも早く気がついて欲しい。
「今」勉強することがどれだけ大切か。